夢工房y.b.H

私は半世紀前、北海道十勝の一番東部の町「浦幌」に生まれました。

そこからさらに遡ること半世紀、大正２年春、香川県高松より曾祖父母はまだ７歳だった祖父を頭に三人の幼子を伴い「浦幌」の地に移り住んできました。

すでに核家族が一般化していた当時ですが、父が長男であったため三世代同居の大家族で祖父母の初孫として生まれた私は物心ついた頃より、祖父から移住当時の苦労話を聞いて育ちました。

一年中温暖な香川県から、この北海道十勝へ移住するにあたりそれなりの事情があったものだとは思いますが、まだ２０代後半の曾祖父は「一旗挙げて故郷に錦を」という思いだったのではないでしょうか。

こうして１００年、北の大地に根を下ろし育まれたDNAは私を含め日本中そして世界に羽ばたいています。

祖父は生前よく故郷を訪ねておりましたが、亡くなる１年前位にもう一度先祖の墓参りをしたいと言いながらその思いは果たせぬまま逝ってしまいました。

本来ならば長男の父が祖父に代って墓参りをすべきところですが、脳梗塞の後遺症で車椅子生活のため、明日から母と私が高松への旅に出かけます。

どこから繋がってきたのだろう生命は惹かれあう生命との出会いを幾度も繰り返し、私に届きました。

そしてその生命はまた私から三つの生命へ～　　

自分のルーツを訪ねる旅　　　ロマンを感じます。

土曜日に帯広に戻り、来週一週間、帯広教室のお仕事です。

三日程ブログの更新はできませんが、高松でいいものセレクト探してきますね。

さぬきうどん～さぬきうどん～

お楽しみの後は夜の部のパン講座

「春の香りの青い空」の生産者グループの主催する講座です

この講座は二年前から始まり、昨年までは十勝プラザの調理室で開講していました

パン教室専用のスペース「小麦の部屋」のオープンに伴い

この講座もこちらで開講しています



まずは試食風景から　

試食スペースでゆっくり味わって



ベンチタイム終了　　

講習スペースに移動



成型タイム



真剣な眼差し



オーブンの中

いい感じ　　いい感じ



みなさん、きれいに焼けました

この講座は十勝産強力粉の普及活動の一環で開講

手軽に家庭のオーブンレンジで焼けるパンを指導しています

次回は４月２４日火曜日午後７時から１２名の募集予定で、メニューも変わります

募集は月刊しゅん４月号とマイステージ北海道でご案内しますので

ご希望の方はお早めにお申し込み下さい

帯広第一日目は、お仕事前のお楽しみから始まりました。

カフェと家具ギャラリーの「ブーオ」でクラフト体験してきました。

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本日の作品　「スパイスラック」　

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何ともメルヘンチックな佇まい

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「ブーオ」の周りは白樺林

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うまとひつじも遊んでいます

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揺られてみたいブランコ　　　　　都会では見られなくなったプロパンのボンベ

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カフェのテーブルが作業台に変身

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みんな真剣　　　　　　　　　　　　　　　　　完成！

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作業の合間のランチタイム

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いいものセレクトでもご紹介した「スロウVOL１４」で紹介されいるブーオのページ

小鳥のさえずりを聞きながら、自然の中でのクラフト初体験は贅沢な楽しみでした

　

帯広１９：２５の最終便で無事到着

夕暮から夜のフライトもたまにはいいものでした。

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羽田空港を飛立ち、水平飛行に移った頃、雲海に沈む茜色の夕日が見えました。

着陸時には真っ暗で日高山脈は見えないし・・・・と思っていいたのですが

意外にも点在する街の灯がとてもきれいなのです。

あれは大樹町かな～　　あれは中札内村かな～

思いがけない光景に見とれてしまいました。

四季折々の変化も楽しいものですが、一日の変化も楽しめるのですね。

真っ暗な大地に浮かびあがる街の灯は、浦安のディズニーランドの灯にも

負けず劣らぬ美しさでしたよ。

さあ、明日の講習も張り切って行きましょう。

午前に教師研究科を１クラス。

以前住んでいた大泉学園でパン教室開講当初からの生徒で、自らもパン教室を開いている方々です。

目白に引っ越してからも毎月勉強に通って下さっている１０年来の大切な仲間です。

子どもの事から今はそれぞれ老親の介護問題に直面しています。



今日の最終便で帯広に入ります。

今日の荷物はこれ一つ、身軽に行ってきます。

今月は３１日までちょっと長丁場。

２０日から四国旅行が入るので、教室はいつも通り８日間。

帯広の雪も融けて、春ですね。